やったやつ

公演記録

第拾肆回放演
『フカフカがーる』

2009年、駆け出し劇作家の天野順一朗が、寝不足のテンションと勢いで一気に書き上げた「フカフカがーる」。
あくまでフィクションではあるものの、実際の事件・事故を下敷きとし、多くの登場人物・場面が終盤に向けひとつに繋がるまでの過程を、時にシュールに、時に幻想的に、そして馬鹿馬鹿しく描いた作品で、当時の名古屋小劇場演劇界隈でそれなりにウケた。
それから7年の時を経て、2016年3月の東京・新宿での上演を皮切りに、複数団体・演出家の競作企画として、10月8日(土)、9日(日)に東三河、同月21日(金)~23日(日)には名古屋で上演された。

日時・場所

2016年10月21日(金)~23日(日)
伏見 G/PIT

作・演出

天野順一朗

出演

鈴木亜由子(星の女子さん)
中内こもる(劇団中内(仮)/クリアレイズ)
浦林くるみ
★高場哲也(有限会社キャスト・プロ)
◇松波謙介(フリー)

不動湧心
結城ゼミナール
吉田汐美
さとうあやな
天野順一朗

★◇…Wキャスト

特設サイト

作家・天野のつぶやき

今の放電家族の方向性を決定づけた作品の再演は、劇団にとって初めての再演ということもあり、初演との距離感を適切に保つことの難しさを改めて教えてくれました。結城ゼミナールが当作品に於いて、名古屋演劇杯の最優秀俳優賞を受賞できたことが大きな収穫となりました。